前 福岡県議会議員 かたおか誠二 オフィシャルサイト

捲土重来‼️2027年(令和9年)4月 福岡県議会議員選挙へ向け 3期目の挑戦‼️

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9月議会一般質問

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平成28年9月27日(火)
    9月14日から始まっております『福岡県議会 9月定例議会』開会中。
先週は『代表質問』そして、昨日26日から3日間『一般質問』が行われております。
本日27日、私も『北九州空港のアクセス強化について」のテーマで、小川県知事に対しまして、一般質問に立ちました。
質問内容については、下記の通リです。(質問内容はそのまま添付致します)
 
【北九州空港のアクセス強化について】
今回は、北九州空港の活性化、特に、その活性化で、最重要課題となっております「空港へのアクセス問題」に焦点を当てて、質問を致します。
私は、福岡空港と北九州空港。この二つの空港が、それぞれの特色を生かし、互いに、機能分担し、互いに、一層の活性化を図っていく。特に、開港して、ちょうど10年を迎えた新北九州空港の活性化は、福岡県の均衡ある発展を図る上で、是非実現すべき、重要な課題のひとつであると認識しております。
県は、平成26年に「福岡県の空港の将来構想」を策定し、その中で、福岡空港と北九州空港の役割分担と、相互補完を進めるとしております。また、北九州空港について、知事は『今年から3年間を、空港活性化の集中強化期間と位置づけ、LCCや福岡空港の使えない時間帯への就航に、手厚い助成制度を用意するとともに、積極的な、路線誘致活動を行う』と表明されました。
その発言に違わず、表明通り、本日の新聞報道でも、韓国のLCCである「ジンエアー」が、本年12月から、釜山線と仁川線を、また、中国の天津航空が、10月から大連線を就航することが決定されました。
さて、現在の福岡県の空港事情。市街地にあり、利便性が非常に高いが為に、混雑している「福岡空港」。一方、海上空港であり、24時間利用可能という、大きな力を秘めているにも関わらず、未だ十分に、力が発揮されていない「北九州空港」。この二つの空港を比較した時に、とりわけ、大きな差があるのは「空港へのアクセス」であります。博多駅の中心部から、定時性のある地下鉄で、空港まで5分。世界有数と言われる交通アクセスにより、年間の利用者が2千万人を超える「福岡空港」。これに対し、小倉駅の中心部からバス。便数も決して多くなく、所要時間も30分以上かかり、年間の利用者が約130万人の「北九州空港」。そのことを、単純に比較すること自体、酷な話ではありますが、この2つの空港へのアクセスにおいては、厳然たる差を感じているのは、私だけではないと思います。昨年7月から、北九州空港と福岡都市圏を結ぶ、福北リムジンバスが走り始めました。夜間・早朝において、福岡都市圏とのアクセスの利便性が、従来より向上した。というものの、本年8月の「空港、防災及び水・エネルギー等社会基盤調査特別委員会」で報告されましたように、そのリムジンバスの利用状況は、週末には、一定の利用があるとのこと。しかし、全体の平均では、僅か5人を超える程度という、非常に厳しい利用状況と言わざるを得ません。引き続き、福北リムジンバスの利用者増を図るために「積極的な広報活動を展開する」との事ですが、広報は、あくまでも二次的な話しであり、それだけでは、抜本的な対策にはなり得ないと疑問に感じております。
そこで、知事にお聞きします。執行部としても、様々な利用促進のアイデアを検討されているとは思いますが、その対策の1つに、バスが走る時間に合わせた「新規航空路線の誘致」の拡大にあることは明らかであります。折角走り始めた、リムジンバスを、今後も、継続的に運行させるために、どのような利用促進策を図るのか、お尋ね致します。

次に、北九州空港への軌道系アクセスの導入問題です。北九州空港への、軌道系乗り入れ問題は、これまでも県議会において、種々議論されてきており、その中で、様々な課題が指摘されてきた」と聞いております。しかしながら、尽きるところ、論議は「鶏が先か、卵が先か」という議論になっているようであり、なかなか有効な道筋が、見いだせない困難な問題であると私も理解しております。しかし、それでも、なお、軌道系の可能性は、常に探っていくことが「必要である」とも思っております。北九州空港への軌道系アクセスについては、本年の2月議会でも議論がなされており、その中で、知事は「北九州空港への軌道系アクセスの事業採算性を確保するためには、年間450万人相当の航空需要が必要である」と答弁されておりますが。思うに、事業採算性による航空利用者需要を、先に考えれば、論議は、まず、深まらない。『軌道系アクセスを導入すれば、需要がどれだけ拡大するのか』この視点が必要なのではないでしょうか。これとても「鶏が先が、卵が先か」の問題であります。そこで、知事にお聞きします。軌道系アクセスの導入効果。また、導入の障壁は何か。そして、軌道系アクセスに際しては、新幹線でのアクセスを指しておられるのか。また、その際の事業費など、概要も含めてお答えください。

次に、北九州空港と東九州新幹線の関係について質問いたします。
東九州新幹線は、昭和48年に基本計画が決定されましたが、その後、整備計画路線への、格上げの手続きはなされておりません。
本県も参加する「東九州新幹線鉄道建設促進期成会」においては、様々な調査・研究・広報活動が行われているようですが、なかなか、事態は進展していないと認識しております。そこで、もし仮に、小倉駅から北九州空港に、この東九州新幹線を接続させることができれば、北九州空港のアクセスが、飛躍的に向上することは明らかであります。小倉駅からの所要時間10分。博多駅からも約30分と想定すれば、北九州地域だけではなく、福岡都市圏、さらには、大分県からの利用者も、ますます増加するものと考えられます。また、そのことによって、停滞している「東九州新幹線」の早期実現への動きを、少しでも後押しすることになるのではないでしょうか。更には、北九州空港に就航する、国際線の外国人観光客にとっても、北九州空港を起点とした行動範囲が広がることで、北九州地域、ひいては、福岡県全体の活性化に、大きく寄与するものと思います。最後に、知事にお尋ね致します。「北九州空港への東九州新幹線接続について」知事のお考えをお聞かせ頂き、私の一般質問を終わらせて頂きます。
 
2016年09月27日 23:30

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