新厳島神社竣工式
令和4年5月17日(火)
本日中間市厳島神社の竣工式が地元唐戸自治会(青 常紀会長)を中心に関係者の方々が一堂に会し、佐野宮司様による神事が厳粛に行われました。令和2年から始まった神社沿道(県道73号線)の歩道拡幅改良工事に伴い、厳島神社も改築されることになり、94年の歳月を経て、地元地域悲願の新厳島神社の完成となりました。この神社は、遠賀川から運河の堀川に取水する水門「中間唐戸」の近くにあり、堀川が開通した1762年、水運の無事を祈るために建立されました。堀川沿いの村々の鎮守の神とされ「弁財天」の名で呼ばれていましたが、1928年の改築を機に「厳島神社」に名称変更。そして、旧拝殿正面にあった扁額も引き続き掲げられていますが、この旧字体で記された神社名は、福岡を拠点に活動した政治結社・玄洋社の創設者の一人、かの有名な頭山満氏が揮毫されたものという大変貴重な中間市の文化財でもあります。
2022年05月17日 20:17