前 福岡県議会議員 かたおか誠二 オフィシャルサイト

捲土重来‼️2027年(令和9年)4月 福岡県議会議員選挙へ向け 3期目の挑戦‼️

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福岡県議会3月定例会【一般質問】

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令和4年3月3日(木)

  本日県議会本会議場にて、服部誠太郎県知事に対して『無電柱化の推進について』の一般質問を行いました。今回の質問は、地元中間市においても関連する事業内容でありますので、今後もしっかり取組んでいきます。[質問・答弁内容は下記の通りです]
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【片岡】無電柱化には、災害発生時のライフラインの寸断を、防止するという防災向上の観点に加え、道路や 歩道の 幅員の 確保による、安全で快適な交通の観点、更には、まちの景観の改善 といった大きなメリットがあり、電柱を減らしていくとともに、無電柱化実施延長を延ばしていく取組みが、今まさに、求められているところであります。

我が国では、昭和60年代初頭から、電線類を、地中へ埋設するなど無電柱化について、計画的に取り組まれてきたものの、国の集計によりますと、全国には、道路と民地をあわせて、約3600万本の電柱が建っており、その本数は、減少するどころか、年間7万本のペースで、増加しております。また、ロンドンやパリ、香港、シンガポールなどの、諸外国の主要都市では、無電柱化がほぼ完了しているのに対して、東京23区でも、約8パーセントにとどまるなど、我が国の無電柱化の水準は、欧米はもとよりアジアの主要都市と比較しても、大きく立ち後れているのが現状であります。そこで、まず、県管理道路における、無電柱化の整備状況と、今現在、どのような取組みが行われているのか、お伺いいたします。

次に、本県は、5年連続の豪雨災害に見舞われ、自然災害が激甚化し、頻発化していることを、私自身、身をもって感じているところです。近年の大型台風、豪雨等の災害。熊本地震での、倒木や飛来物が原因となって、電柱が倒壊したことにより、停電や通信障害が発生し、その影響が、長期間に及んだケースも、散見されました。国においては、令和2年12月に『防災・減災、国土強靱化のための、5か年加速化対策』により、電柱倒壊のリスクがある市街地等の緊急輸送道路の、無電柱化を進めることが、閣議決定されております。また、高齢者の急速な増加などに伴い、安全かつ、快適な通行空間の確保。そして、現在、新型コロナウイルス感染拡大により、観光業をはじめとした、社会・経済活動に、大きな影響を与えておりますが、ウィズ・コロナ、アフター・コロナを見据え、良好な景観を形成していく取組みも、推し進めていく必要があります。このように、近年の状況を踏まえますと、無電柱化の推進、その必要性は、ますます高まっているところではありますが、無電柱化に当たっては、電線を地中化するための、管路の埋設や、地上機器の設置に、多額の費用が掛かり、その負担が、無電柱化を推進する上で、大きな課題になっていると認識しています。そこで、お尋ねします。コストを縮減する為の整備手法と、その活用状況について、お伺いいたします。私は、無電柱化を進めていくためには、緊急輸送道路、市街地や駅前の道路、また、世界遺産の周辺など景観に配慮する必要がある道路については、先ず、県内各市町村の地域内での、優先スポットを拾い上げ、そのエリアに絞って、歩道の設置や、拡幅などの整備に併せて、無電柱化事業を実施することが効果的、かつ、県内全域の整備に行き渡り、事業の進捗を図ることができるのではないかと考えております。そこで、無電柱化推進に向けての、知事のお考えをお聞きします。繰り返すようでありますが、無電柱化は、防災性の向上、安全かつ円滑な交通網の確保、良好な景観の形成などの観点から、本県における重要な施策として、しっかりと推進して頂くよう、強く要望いたします。最後に、服部知事の無電柱化推進に対する力強い御答弁を期待しまして、私の質問を終わります。

 

【服部県知事】県管理道路の道路における無電柱化の整備状況について。

道路の無電柱化は、電柱の倒壊による災害時の道路閉塞を防ぐとともに、快適な通行空間を確保し、良好な景観を形成する観点からも大変重要です。県管理道路における無電柱化の整備済みの延長は、令和2年度末で、約15.8キロメートルが完了しております。 コストを縮減する整備手法とその活用状況について。無電柱化のコストを縮減する整備手法とその活用状況についてお尋ねがありました。道路の無電柱化については昭和61年度より、計画的に取り組まれてきましたが、その課題はコストであり、低コストの導入が求められておりました。このような中、平成28年に埋設深さの基準の緩和や、電力線と通信線の離隔距離に関する基準の緩和が行われ、「浅層埋設」や「小型ボックス活用埋設」といった、低コスト手法による整備が可能となりました。本県においても「浅層埋設」方式による低コスト手法を導入しているところです。 県管理道路における無電柱化事業の取組について。現在、県管理道路においては宗像市、福津市、大野城市、行橋市の4か所で事業を実施しており、その整備延長は約3.2キロメートルとなります。事業実施にあたっては、駅周辺や市街地の緊急輸送道路のみならず、2017年に世界遺産に登録された「宗像大社」周辺の景観整備としても無電柱化事業を実施しております。
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2022年03月03日 19:44

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