12月福岡県議会 開会
令和2年12月1日(火)
本日福岡県議会12月定例会議会が本日から18日迄の日程で開会しました。新型コロナウイルスや鳥インフルエンザの対策費等を盛り込んだ補正予算案など25議案が提出。本県では新型コロナウイルスの影響で税収が大幅に減少することに伴い、一般会計でおよそ15億3000万円の減額補正予算案を提案。補正予算案では、事業の見直しや職員のボーナス引き下げなどで、172億円を超す減額をする一方、事業費としておよそ157億5400万円が計上されました。福岡県内でも新型コロナの感染者が増えていることを受け、重症となるリスクが高い高齢者や障害者が入所する施設の職員を対象に無料でPCR検査を実施する費用として20億円を計上。また、観光需要対策として県独自の宿泊クーポンの増額、プレミアム付きタクシー券の発行などおよそ10億8400万円が計上されております。そして、宗像市の養鶏場にて、県内で初めて鳥インフルエンザが発生したことを受け、防鳥用ネットの整備など防疫措置の緊急対策費として7億2600万円等が提案されました。尚、28日までに約9万2000羽のニワトリの殺処分や消毒作業などが全て終了しています。新型コロナウイルス感染症拡大防止と鳥インフルエンザの関連予算案は緊急を要するため早期議決される予定です。
2020年12月01日 23:29