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捲土重来‼️2027年(令和9年)4月 福岡県議会議員選挙へ向け 3期目の挑戦‼️

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決算特別委員会【6日目】質疑応答 

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令和2年10月8日(木)

【新型コロナウイルスの影響を踏まえて高齢者の健康づくりについて】

保健医療介護部高齢者地域包括ケア推進課・人づくり・県民生活部スポーツ局スポーツ振興課に対しての【一問一答】
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本日は「新型コロナウイルスの影響を踏まえた、高齢者の健康づくりについて」 質問。問1知事は、本年度 当初予算の 概要説明において、「県民一人ひとりの 健康寿命を延ばす 「福岡健康づくり県民運動」スポーツの力で 県民生活を 元気にする「スポーツ立県福岡」それらを 推進し、その相乗効果により、県民の皆様を、健康で 元気にしてまいります」と 述べておられます。私ども、県議会も「福岡県スポーツ 議員連盟」そして「スポーツ立県 調査 特別委員会」により、スポーツや、運動習慣の定着による、福岡県の 健康増進などに 力を入れ、取り組んでいるところでございます。その 議員連盟・特別委員会の 長である、井上順吾 会長・塩川秀敏委員長も、今回の、決算特別委員会のメンバーとして、入っておられます。このことは、県議会が「来年度の スポーツ・健康推進に向け」並々ならぬ 思いであることの表れであり、両会長からも、普段より その 熱い思いは、十分 伝わっているものと思われます。ただ、一方では、コロナ禍 の状況が続く中、その思いが 発揮され、形にすることが、なかなか、できないという、現実もあります。今年の7月に、大手民間企業(オムロン)が、高齢者を対象に 実施した 調査によると、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う、緊急事態宣言 解除後に、高齢者の3人に 1人が、体調に 不調を感じている という調査結果が出ました。こうした、コロナ禍の 外出自粛などの影響は、高齢者だけでなく、県民の方々の 運動量 減少を招いており、足腰に 痛みを 訴える人が 目立ってくるなど 県民の方々の健康が、非常に 危惧されております。改めて、運動やスポーツは、心身ともに、健康な生活を営むための、大変重要な、要素であることを、認識したところであります。そこで、本日は、県民の皆様のスポーツ活動、特に、高齢者の健康づくりについて、質問してまいります。まず、新型コロナウイルスが、県内 各地域の スポーツ活動に、どのような 影響を与えているのか お答え願います。

 (スポーツ振興課)

 2月に県内で初の新型コロナウイルスの感染者が確認されて以降、県有スポーツ施設を閉鎖し、高齢者のスポーツイベントである「ねんりんスポーツ・文化祭」などをはじめとした県主催イベントの中止や延期が余儀なくされました。

また、各市町村においても、スポーツ施設や学校体育施設が閉鎖されるとともに多くのイベントの中止措置が取られました。 現在、県内各地域のスポーツ活動やプロスポーツは、安全に配慮しながら徐々に再開されておりますが、参加者数や観戦者数の制限等により、今もなお、影響を受け続けている状況です。 

そうした中、県では、県教育委員会、県卓球協会とで実行委員会を組織し、先日、委員にもご視察いただきましたが、スポーツ活動の機会を失った子ども達に、多くの企業や県民の皆様から協賛やクラウドファンディングでご支援をいただくことによりまして、感染症防止対策を万全に講じながら、卓球の代替大会を開催することができました。コロナウイルスにより県内のスポーツ活動の機会の喪失や縮小など大きな影響を受けた半面、こうした大会の開催のように、関係機関・団体、企業等が連携し、知恵を出し合い、どのようにスポーツ活動を再開すればよいのか、ウィズコロナ時代のスポーツ活動の在り方を考える契機ともなりました。

 

問2 先にも、申し上げたとおり、外出自粛の影響などにより、特に、高齢者の 皆さんの、健康が損なわれつつある 現状を 鑑みますと、県内 各地域で、一日も早くしかも 十分な 感染症対策をとりながら、安全に・楽しく、運動・スポーツのできる 環境を整え、再開することも 必要であると考えます。

さる 9月3日。福岡県スポーツ議員連盟主催で、「ケア・トランポリン運動の 体験会」を、県庁ロビーにて 開催し、多くの先生方にも、お疲れのところ、体験していただきました。主催者側の一人として、また、井上順吾 会長からも 「この席をお借りして、御礼を・・」ということでございましたので、改めて、御礼申し上げます。また、執行部からも、大曲副知事、そして、飯田部長・山田部長にも、率先して ご参加していただき、短い時間ではありました有難うございました。そこで、改めて、ケア・トランポリン運動の 概要と、その効果について お尋ね致します。

(高齢者地域包括ケア推進課)

 ケア・トランポリン運動は、北九州市の団体が開発した本県発祥の運動で、転倒防止用の手すりが付いた一人用の小型トランポリンを使用し、音楽に合わせ、足踏みや軽い跳躍を行います。関節への負担が少ないため、足腰の弱い高齢者でも安全に楽しむことができます。ケア・トランポリン教室に参加された方からは、バランス機能の向上や膝痛、腰痛の改善などの身体的な効果だけでなく、定期的に教室に通い、人とのかかわりができることで、生活リズムが整い生きがいにつながっている、という声もお聞きしております。また、教室を開催しているいくつかの市からは、医療費削減効果も報告されています。

 

 問3 この運動を推進するため、県では、これまで どのようなことを行ってきたのか、お尋ねします。

 (高齢者地域包括ケア推進課)

 平成30年度には、この運動を県民に広く知っていただくため、県の広報テレビ番組で、ケア・トランポリン運動教室の様子を紹介しました。令和元年度からは、「ふくおか健康づくり県民運動」の3つの柱の一つである「運動習慣の定着」の1メニューとして推進しており、昨年8月には、県が主催する「ふくおか健康づくり県民運動セミナー」において、市町村の健康づくり・介護予防担当者を対象にケア・トランポリン運動の体験会を実施し、この運動が高齢者の健康づくりや介護予防に効果的であることを説明し、市町村での導入を促しました。

また、10市町にケア・トランポリン運動のインストラクターを派遣し、市町村職員や老人会、健康づくり推進員の方々に、実際にこの運動を体験していただきました。こうした取り組みに加え、市町村が開催するケア・トランポリン教室の経費に対して補助する事業を令和元年度から開始し、市町村の取組みを支援しております。

 

問4 補助事業の、令和元年度実績、および、令和2年度の実施計画についてお答え願います。

 (高齢者地域包括ケア推進課)

  令和元年度は、12市町の69教室に対し補助を行いました。令和2年度は、21市町の77教室に対し補助金の交付決定を行っているところです。

                             

問5 来年度に向けて、ケア・トランポリン運動をどのように推進していかれるのか、お伺い致します。

 (高齢者地域包括ケア推進課)

 事業開始から3年目となる来年度は、未実施市町村における教室の開催と、現在、教室を開催している市町村における運動の定着を進めていきたいと考えています。未実施市町村に対しては、この運動をまず体験していただくために、8月にデモンストレーションの実施を呼び掛けており、現在、5市町での実施が決定しております。また、現在、市町村に対しケア・トランポリン教室の来年度の実施予定や県事業の活用希望等に関する調査を実施しているところです。今後は、この調査の結果を踏まえ、実施予定がない、または、未定と回答した市町村に対し、電話や訪問などにより、運動の効果や県事業の説明を行い、来年度の教室開催を働きかけてまいります。あわせて、現在、教室を開催している市町村に対しては、運動の定着に向けて、今後も教室を継続して開催していただけるよう促してまいります。

                            

 問6 先程、課長から 説明がありましたが、ケア・トランポリンは「本県 発祥の運動」であります。「ふくおか 健康づくり 県民運動」に取り組む 福岡県として、これを 全県下に広め、全国に 発信し、元気な 高齢者が、いきいきと暮らす 福岡県にしていく とともに、様々な スポーツ活動を推進していくことで、県民生活を 活力あるものとし「スポーツ立県福岡」の実現を 目指して いただきたい と思います。最後に、新型コロナウイルスの 影響を踏まえた、高齢者の健康づくりと、高齢者を含めた、県民の方々のスポーツ活動について、飯田部長 そして 山田部長、それぞれに、改めて 決意を お聞かせ願います。

 (保健医療介護部)

県民の運動習慣の定着は、県民一人ひとりの健康寿命の延伸を目的に、平成30年8月にスタートした「ふくおか健康づくり県民運動」の3つの柱の一つであります。

中でも、高齢者の健康づくりは、県民運動の目的達成のために重要なものであると認識しております。

高齢者にも負担が少ない「ケア・トランポリン運動」は、楽しみながら健康づくりができることを、私も実際に体験させていただき実感したところです。先ほど、課長が答弁したとおり、今後、少しでも多くの市町村に教室を開催していただけるよう、未実施市町村での実施を促してまいります。この運動を広く県内に普及させることを通じて、高齢者の健康づくりに努めてまいります。

(人づくり・県民生活部長答弁)

 県では、昨年度、県議会の御協力のもと、「スポーツ推進条例」を議決いただき、また、スポーツによる本県の振興を図るため、スポーツ局も設置いただきました。本決算特別委員会の委員でもあるスポーツ議員連盟の井上順吾会長やスポーツ立県調査特別委員会の塩川秀敏委員長をはじめ、関係の皆様の御理解、御支援の賜であり、我々執行部としてもスポーツによる県政の発展に力を尽くしていかなければならないと認識しております。先ほど課長が述べました卓球の代替大会につきましても、スポーツ立県調査特別委員会における井上委員のご発言がきっかけで実現したものであります。この大会には、私も参加させていただきましたが、その際、多くの県民の皆さんのスポーツをささえたいという思いに触れ、改めてスポーツの必要性を強く感じたところであります。今後とも、県議会の皆様のご協力・ご助言をいただきながら、保健医療介護部をはじめ、県庁各部局と連携を密にし、スポーツの力で県民生活をより豊かに、より元気にする「スポーツ立県福岡」の実現にしっかりと取り組んでまいる決意であります。

2020年10月08日 15:04

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