福岡県議会6月定例会 閉会
令和2年6月24日(水)
本日福岡県議会6月定例会が20日間の会期日程を終え閉会しました。新型コロナウイルス感染症対策に要する経費や平成29年の九州北部豪雨で被災した日田彦山線沿線地域の振興に必要な経費が措置され、補正予算の額は、一般会計で214億4,100万円余となり、補正後の一般会計の総額は『1兆9,438億2,100万円余』となりました。この補正予算の新型コロナウイルス感染症対策では、一時的な生計を維持する生活福祉資金の原資を積み増す経費・7000人の緊急短期雇用を創出する事業・医療提供体制の強化・相談体制・情報発信の強化や子どもの居場所の確保のための経費が措置されました。また日田彦山線沿線地域の振興費に10億円の基金が創設「日田彦山線沿線地域振興基本条例」も制定されました。議会中日の12日には、国の令和2年度補正予算に合わせ、新型コロナウイルス感染症対策に必要な経費を追加され、補正予算の額は、一般会計で1,445億5,900万円余となり、2次補正後の一般会計の総額は『2兆883億8,000万円余』となりました。追加の補正予算では、医療従事者等への慰労金を含む医療体制等の強化と感染防止対策の徹底、県独自の「福岡県家賃軽減支援金」の創設や「福岡県新型コロナウイルス感染症対応資金」「緊急経済対策資金」の融資枠等を拡大する等の事業継続の支援・観光の振興・地域経済の活性化・リモート化の推進等の「新しい生活様式」を踏まえた地域経済の活性化の経費が措置されています。本日議会最終日。委員長報告後、5つのの議案・意見書が可決され、4会派が共同提出した「人獣共通感染症への対応力の強化に関する決議案」も可決されました。そして、本日、正副議長の辞任に伴う、正副議長選挙が行われ、吉松源昭議員(糟屋郡/自民党県議団)が第70代県議会議長に、江藤秀之議員(飯塚市・嘉穂郡/自民党県議団)が第82代県議会副議長に御就任され、7年ぶり(平成13年以来)に自民県議団より新正副議長が選任されました。